ソヴェイ
- Maki Ishimine
- 2018年4月11日
- 読了時間: 1分
ソヴェイ ソヴェイ ある日彼女はは男の衣装を身に纏い、
腰にはピストルを刺し、馬に飛び乗りました。愛する人に会うために。
ソヴェイは荒野を勇み行き、愛する人に会うと、言いまいした。
「立て!そして全て出せ!若者よ!さもなくば、お前を撃ち殺す!」
彼は金を全て出しました。けれどもソヴェイは、もう一つ欲しがりました。
「あのダイヤモンドの指輪、お前がしているのを見た、命が惜しければ指輪をよこせ!」
「ダイヤモンドの指輪だけは決して離さない、恋人からの愛の証だ。
さあ、撃つがいい、そして永遠の罪を受けよ、悪党め。私を殺せば、お前は絞首刑だ!」
あくる朝、緑の庭に、ソヴェイと彼女の愛する人は一緒におりました。
そして彼は、彼女のポケットから垂れ下がる自分の時計に気づきました。
彼は赤面しました。バラのように赤くなって…
「あら、こんなたわいものないことで、どうして照れるの?
私はあのダイヤモンドの指輪が、私の手に戻ってしまうと思ったわ。
荒野であなたを襲ったのは私。だからあなたのお金も時計も鎖もみんなここにあるわ。」
「私は、あなたが真の男かそうでないかを知りたかっただけ。
もし、あなたがあのダイヤモンドの指輪を、私に差し出していたなら、
私は引き金を引き、あなたを撃ち殺していたでしょうね。」
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