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 私とバラッドの関係 そしてその先へ…

 About me & Why do I sing Ballads and more… 

「どうしてこんな音楽

やってるの?」

- はじめてのバラッドのライブでたずねられた。

私はうまくこたえられなかった。

でも、今ならこたえられる。

「導かれたからです。」

- 好き、に、理由なんてないように、

ただ一言、それだけでいい。

だって、そうとしか言えない。

バラッドとの無意識的な出会いは、高校時代だったかもしれません。けれども、すっかり虜になったのは、20代の半ば、June Taborのアルバム"Abyssinians"をロックバーで聴いた夜からです。バラッドが私の全てに染み渡り、いつの間にか涙をこぼしていたその夜を忘れることはないでしょう。その後バラッドのLP、CDを集め始め、聴くほどに歌わずにおられず、人生の色々に翻弄されながらも、バラッドを口ずさんできました。

10年ほど経った2015年、ようやく人前でバラッドを歌う機会をいただきました。時間はかかりましたが、私のバラッドの種が地に落ちてから発芽するのには必要な時間だったと思っています。

イギリス、アイルランドをはじめヨーロッパ各地に今も生き残る物語歌、バラッド。古いものでは何百年と民衆に歌い継がれてきました。それは大きな川の流れのよう。私もその流れの小さな小さなウタカタとなって、日本でバラッドを歌い続けていきたいのです。

そして、2018年、3年目。

活動目標は

「オリジナル曲を歌う」ことでした。
少しですが実現させました。

 

自分の曲…。
表現の全てが、自分に委ねられている。
自由だけれど、だから答えはなくて、
いいえ、きっと答えは自分のどこかにあって、それを見つける。

見つけた!

母国語である日本語で歌うことも、

私にとってはある意味新鮮。

バラッドとはまた、異なる味わいを

​出していけたらと思います。
 

2018年10月19日

石嶺 麻紀 Maki Ishimine

生年月日 1976年6月18日

出身地  神奈川県

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