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  • 執筆者の写真Maki Ishimine

あの場所で、最後に…

ずっと書けなかったのは、具合が悪かったりコロナ禍のいろいろで音楽活動が滞っていたから。ステイホームだから、家族に気兼ねして音出しも遠慮がちになり、故にやる気自体も削がれてしまっていた。


冬になったらライブさせてください、という話になっていた。もちろん、愛おしいあの場所で。でも、7月からの長い長い緊急事態宣言。8月前半までの体調不良、そこを脱してからの音出しへの不自由さ。コロナも冬に第6派が来そうだという懸念。そんな諸々がストレスとなって、ライブは諦めようと自分で自分を納得させていた。仕方ないよね。


そんな私は、昨日ある人に背中を押してもらった。大好きな場所は今年いっぱいで一旦閉まってしまうし、同じ常連であるその人は、あの場所での私のライブをもう一度観たいといってくれたのだ。心が動かされないわけはなかった。だって、やりたいのが本当の気持ちだもの。折れた心をもう一度立て直した。ううん、立て直してもらった。だから、やるよ、ライブ。


でも、今は大きな音の楽器は練習できない。フレームドラムを使いたいけれど、無理かな。太鼓、響くもんな。マウンテンダルシマー一本で持っていけるだろうか。いい機会だけど賭けでもあるな。そんなこと思いながら、でも悩んでいても時間は過ぎるだけ。今できるダルシマーで今日は早速アレンジを始めた。TAB譜なんて本当に久しぶりだ。弦を押さえる指も痛い。でも朝から夕方までずっと練習していた。


週末にライブのミーティングとなり、私もいよいよ2年半振りの始動かな。あの場所で、最後に悔いのないように…。そして小さな恩返しのつもりで。


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